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デザインのこころ

saki-pon
明日で大震災から3年です。

携帯電話のストラップを春もの?に変えました。

復興支援グッズ「Saki-pon」。

”~石巻がまた、花咲きますように~

東日本大震災により、石巻も甚大な被害を受けました。
多くの反物も海水に浸かり、商品価値がなくなってしまいました。
saki-ponは、胴裏(絹の着物の裏地)から
裂き織の技術を用い、作られております。
収益は、呉服屋さん(材料提供者)と石巻の制作者さんに送られます。”
(saki-ponのパッケージの文章より)

被災地で製作されているグッズは様々ありますが、
何の先入観もなく見て
思わず欲しくなるステキなデザイン・品質のものも多いですね。

話が逸れますが、

私は以前、どちらかといえばシンプルでスタイリッシュなデザインの物が
見ていて美しいし すっきりしていて好きでした。

服でもタオルでも食器でも、何かちょっとした身の回りのものでも。

ちょっと微妙な柄が入っていたり、謎のワンポイントや英単語が書いてあったりするもの、
子どもっぽいイラストや色使いのパッケージなども、
「なぜここに、こんなのを描いたのだろう?
無い方がすっきりするのに…」
「ちょっと田舎っぽいかも?」などと思いながら使っていました。

でも、震災にあって、そういったデザインの重要性を感じました。

ライフラインが止まり、
ラジオから流れるのは
にわかには受け入れられないほどの被害状況や、
行方不明の家族や友人を探す人たちの声や
原発事故のこと。

交通手段も制限されて仕事もしばらく休み。

ひとまず生きていたので、被害の少ない地域の人間が面倒をかけてはいけないと思い、
家族一同、体調を崩さないようにして、
無我夢中で暮らしました。

その間に気付いたのです。

あまり素敵だとは思っていなかった、
パジャマやタオルの柄にある、ちょっとダサいかも…と思っていた動物の模様。
なぜか書いてある「HAPPY TIME」だとか「UKI-UKI」(笑)とかの言葉。
お菓子のパッケージのキャラクター。
キッチン用品などについている、お花のワンポイント模様。。。。

そういった物たちから、小さくとも元気をもらっていることに。

もし、私の身の回りのもののデザインがすべて、
何の模様も、色も、文字も、動物やキャラクター達の笑顔もなかったら
その世界は冷たく、寂しさ、むなしさが増しただろうと。

デザインした人、イラストを描いた人は、
きっと これを使う人が笑顔になってほしいとおもって
作ったんだなぁという、
いっぱい愛がこもっているんだなぁという、

そんな当たり前のことだったんですが、
その時にはっきり気付かされました。

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