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暗号つながり

本とキャンドルのご紹介、2回目は
”暗号つながり”です。
2016mysteryMichael1
「 ミカエルの鍵 」

エルザ・バーカー
 
レイモンド・T・ボンド 編 / 宇野 利泰・他 訳
『暗号ミステリ傑作選』 (創元推理文庫) 収録

原題: The Key in Michael
by Elsa Barker
from FAMOUS STORIES OF CODE AND CIPHER
edited by Raymond T. Bond, 1947

キャンドル作品名:「The Key」

暗号!と聞くだけで まずワクワクしてしまう私ですが、
この「ミカエルの鍵」は、ストーリーの底流に
おばあさんから孫息子へのあたたかい愛情が流れています。
そこが大好きです。

また、探偵 デクスター・ドレイクが
カッコいいのです。

暗号自体も、よく考えられていると思います。
日本ブリタニカの「遊びの百科全書」
というシリーズ・第5集「暗号通信」(おそらく絶版?)の中に、
ミステリの中の暗号についても取り上げられており、
この「ミカエルの鍵」も載っています。
(解読されちゃってますので、作品を読む前にこちらを読んではいけません!)

「賢くありなさい、そうすれば、謎を解く鍵は目の前にあるのですよ」
おばあさんはそう伝えたかったのでしょうか。

透明なキャンドルに閉じ込めた「鍵」を表現してみました。

ちょっと分かりづらいですが、灯すと、こんな雰囲気に・・・
2016mysteryMichael2
2つめの作品は
2016mysteryletters
「 鍵 」

井上 ひさし
『十二人の手紙』 (中公文庫) 1978
より

キャンドル作品名: 「切手」

仙台ゆかりの作家、井上ひさしの
「手紙」をテーマにした、
ほぼ手紙で構成されていると言っても過言ではない?
連作短編集。

メールやSNS主流の時代に、
ぜひ読んでみてほしい一冊です。

昔の手紙に使われている言葉や
時候の挨拶のような文言でさえ
もはや暗号なのではないでしょうか?

私が選んだのは、「鍵」という一編ですが
この本は、一度必ず
通してお読みください。

手紙を通して、また、
人生の
運命のいたずらで
繋がったりほどけたりする人間模様。

なんとも不思議な魅力に富んだ
一冊です。

キャンドルは、手紙といえば切手…
切手をコラージュした作品です。

いざ使用済み切手を探してみたら、
私自身 手紙をいただくことも少なくなったため、
すこしの切手になってしまいました。

手紙の相手のことを思い浮かべながら、
切手を選ぶ時間も楽しいものです。

レターセットも結構使わないまま
しまってあるし
誰かに手紙を書きたくなりました。


それではまた次回に☆
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