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タイトル

短編・長編問わず、小説は、タイトルにも
魅力がありますよね。

題名を見て、面白そう!と思って読んでみたくなることもありますし、
内容が面白いのに、タイトルがちょっと・・・だと残念な感じです。
翻訳ものでも、正にぴったりハマった題名だったりすると嬉しいです。

「KEI's Craftと短編ミステリの時間」展示作品より、
タイトルに惹かれた作品を2編、ご紹介します。
mystery2016ossauiraty
「 オッソ・イラティをめぐる不和 」

近藤 史恵     
『タルト・タタンの夢』 (創元推理文庫)
 
仏訳タイトル: Une brouille autour d’un Ossau-Iraty
UN REVE DE TARTE TATIN
by Fumie Kondo, 2007,2014

キャンドル作品名:「仲直り」

フレンチ・ビストロ「パ・マル」。
シェフの腕前はもちろん、スタッフも感じがよく、
とても居心地のよさそうなお店です。

「パ・マル」へは、時折
謎や疑問を抱えたお客がやってきます。

大きな犯罪などではなく、その人にとっての謎、
心に刺さったトゲのような、そんな事件を
シェフが解き明かしてくれます。

さて、タイトルですが、
「オッソ・イラティ」って何だ??
ということに尽きるでしょう。

読んでみたくなりますね。

キャンドルは、「不和」から→「仲直り」して、
こんなバラのキャンドルなどを灯しつつ
また「パ・マル」でのディナーを
楽しんでほしいな、と思って作りました。

mystery2016kishouclub
「 家屋周旋業者の珍種目 」

G.K.チェスタトン/中村 保男 訳
『奇商クラブ』 (創元推理文庫)

原題: The Singular Speculation of The House Agent
from THE CLUB OF QUEER TRADES
by Gilbert Keith Chesterton, 1905

キャンドル作品名:「Home Sweet Home」

「ブラウン神父」シリーズで有名な、チェスタトンが描く
「他の誰もがやっていない商売で生計を立てている」人しか
入れない「奇商クラブ」。

(”Queer”=”奇妙な”という意味ですが、
同じく”奇妙な”という意味の"Strange”とはニュアンスが違って
Queerの方が、より「変人」とか「怪しい」というイメージですね。)

中でも、タイトルが読みづらい(笑)けど
内容は一番好きなこの作品にしました。

パッと見、中国語?というようなすごいタイトルです。
原題も、チェスタトンらしいというか?昔だからなのか?
難しい単語でまわりくどい印象なのは私だけ?・・・(笑)
でも、なんだかんだで最終的にはほっこりできるお話ですよ。

良く考えたら、100年位前に書かれたこの小説。
「奇商」の数々は、21世紀の現在になってみれば
もう「奇商」ではなくなっているものもあり、
チェスタトンが生きていたら、さぞ面白がったことだろうと思います。

さてキャンドルは、
お家をモチーフにした 蜜蝋のキャンドルです。
木の形をした木製ブックエンドにぴったり。
やはり自然の物同士は相性が良いですね♪

次回で作品紹介は最終回。
(紹介に1ヶ月かかってしまいました~スミマセン!)

巨匠お二人の「クリスマスつながり」で
締めたいと思います。
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