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米澤穂信を読みました

yonezawa202003
インシテミル (文春文庫)
追想五断章 (集英社文庫)
満願 (新潮文庫)      / 米澤穂信 著

コロナウィルスの件で 大変な時期ですが
家にいる時間が長くなり、いつもよりたくさん本が読めるのは
私にとって嬉しいことです。

というわけで、これから何回かの更新は、このところ読んだ本のことを書こうかなと思います。

さて、今日は、米澤穂信作品との出会いについて。

この3冊を読んだのは1月のことなので
まだコロナの件も今ほど深刻ではなかったことを思うと、
ほんの2ヵ月前のことなのに、あの頃はよかった・・・と懐かしんでしまいそうです。

1月初旬に、ミステリ好きが集まった新年会があったのですが
その席で、 Yさんという方より
「インシテミル」と「追想五断章」の2冊をいただきました。
以前から 「米澤穂信、面白いですよ!」と熱く語っていたYさん、
彼の言葉に間違いはありませんでした。

読むのが遅い私が、1週間経たずに2冊読み終えてしまい、
すぐに書店で「満願」を購入して読み終えた上、
読書好きな父親にも薦めてしまったほどです。

ミステリなので、内容は語りませんが、3冊とも、まるで違ったタイプ。
「満願」のみ短編集です。

3冊ともとても面白かったのですが、
一番私の心に残ったのは、「追想五断章」です。
ミステリとしてすごいな、と思ったのはもちろんですが、もうひとつ
私は、読んでいるあいだ中、なんとも言えない懐かしさに似た感覚がずっとあって不思議だったのです。
読み終えてよく考えたらそれは、この作品の年代設定にあるのかなと思いました。
私自身も、主人公と大きく変わらない年齢で生きた、昭和の末頃~平成の、あの雰囲気が
ミステリの中に封じ込められているようでした。

Yさんどうもありがとう。
まだ他の作品も読んでみようと思っています。
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